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2008年4月13日日曜日

Googleアラートと地方新聞webサイトの存在意義

一年ほど前からGoogleアラートを使っている。
これは、自分が設定したキーワードを含むニュース記事などを自動的に探してきてGmailにHTMLで送ってくれるという、優れものだ。

この機能のおかげで、普段なら絶対みることができない琉球新聞や北海道新聞の記事に触れることが出来る。
自分が興味を持っているトピックスに関するローカルなネタを知るのにたいへん役立っている。

しかし、せっかくアラート機能でお知らせしてくれても記事を読めないことがままある。
それは、たどり着いた先の新聞社のウェブサイトが会員制サイトであるためである。
現在、5つのアラートを設定していて、毎日に5~30くらいの記事に触れているのだが一日に一度くらいはこのような切ないことが起きる。


さて、地方新聞のwebサイトはなぜ会員制なのか。

・紙媒体の新聞の売上に影響するから?
→私は岩手出身ですがその感覚で言わせていただくと、地方紙を購読する人とwebでニュースを閲覧する人が重なっているとはどうしても思えない。また、新聞配達をやっていた頃の経験則から、地方紙の主な購読者層は年配の方が多かったし、ネットでニュースを見る可能性の高い若い世代はそもそも新聞なんて読まない。同級生と時事ネタの会話をした記憶は今までも無い(現在24歳)。

・広く一般の人々に情報を発信するつもりがそもそもないから?
たしかに情報を公開するインセンティブはあまりないかも。全公開だと、過去記事検索の収益が得られないしね(たいした金額ではないと思うが)。
広告の内容だってほぼローカルだから東京のやつに見てもらう必要が無いってことだろうか。


あー、データがほしい。会員制サイトの新聞と公開している新聞の比較をしてみたい。
発行部数の時系列データと財務データの時系列と広告収入の額(絶対にムリ)とかあればなあ。
こういうのはあったけど、難しそう。
ちなみに先週の東洋経済は新聞特集だった。

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